昨天公開了「母と暮せば」的拍攝現場。

  

女優の吉永小百合(70)と嵐の二宮和也(32)が親子役で初共演する山田洋次監督の新作映画「母と暮せば」(12月12日公開)の撮影現場が10日、長崎・カトリック黒崎教会で公開された。吉永が「顔も似て、私の本当の息子じゃないかしら」と真顔で話すなど相思相愛の2人。二宮の演技に感動した吉永が思わず“息子”を抱きしめたエピソードも。また先ごろ、二宮は吉永を「さゆゆ」と呼んでサユリストに衝撃を与えたが、意外な真相を明かした。

 「初めて会ったその日から、もしかしたら私の本当の息子じゃないかしら。そう思うほどかわいくって。お芝居がしなやか。ぴったり寄り添うことができた。感無量です」。吉永の口から出てくるのは、二宮への惜しみない賛辞だった。

 「母と暮せば」は長崎の原爆投下で逝く医学生の息子・浩二(二宮)が、助産婦の母・伸子(吉永)のもとにゴーストになって現れては母を励まし、語り合う。広島を舞台に父と娘を描いた「父と暮せば」の原作者、井上ひさしさんの遺志を継ぎ、終戦70年の節目に公開される。

 この日は伸子が天に召され、息子と新たに旅立つ幻想的なラストシーンを撮影。2人が座った状態から立ち上がるとき、和装の吉永が立ちやすいよう、二宮はカメラに映らない角度でそっと吉永の左肘を支えていた。

 吉永は、子供時代の二宮の写真を借りて役に臨んでいた。「優しいお母さんに何度も『良かった』と言っていただいて。最初はすごく緊張した。でも出て良かった。実は一度、抱きしめて下さいまして」と親子を超える愛の抱擁を交わす衝撃事実を明かした。山田監督までも「2人はとろ~んとした甘い味わいが漂う。時として恋人に見えるんだな」。

 先ごろ、嵐のコンサートで二宮がトップ女優吉永を「さゆゆ」と呼んでいたことが明らかに。サユリストも仰天の愛称の“由来”を聞かれると「若気の至りです!」と苦笑。「でも呼び方ひとつでも、この人が呼んでいると分かればうれしいかな、と。それで特殊な呼び方をしたい、と思ったんです」。対照的に「カズナリさん」と呼ぶ吉永自身、「さゆゆ」を大変気に入っており、隣に座った山田監督も「さゆゆ、いいんじゃないの」と即決で“公認”になっていた。

 11日にクランクアップ。原爆詩の朗読をライフワークとする吉永にとって原爆がテーマの映画は「愛と死の記録」(66年)、「夢千代日記」(85年)に続き3本目。実際に被爆した地での撮影にさまざまな思いが込み上げた様子で「長崎の方の思いを日本中に届けたい」と涙ぐみながら話していた。

 

部片子看來應該很哀傷~~

希望公演時可以有好成績。

  

 

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